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猫っ毛と髪質改善の相性
猫っ毛の定義
髪の毛が1本1本が細くて柔らかい髪の毛のこと。そのため、ハリやコシが出にくく髪のボリュームが少ないことが特徴です。
セットしてもぺたんとなりやすいのが悩みの種。 髪の毛が絡まりやすかったりと、扱いずらい髪質ではあります。
猫っ毛の原因は、遺伝により生まれつき猫っ毛である先天的の場合と、ダメージやヘアサイクルによる成長不足で髪がやせ細る後天的の場合があります。
では、後天的な猫っ毛を改善するにはどうしたらよいのでしょうか?
猫っ毛のヘアケア
シャンプーで猫っ毛対策
猫っ毛の人は髪の毛が細いので絡まりやすいのが特徴。
シャンプーの際にゴシゴシ洗うと、切れ毛の原因になります。
頭皮マッサージになるからとシャンプーブラシを使っている人も多いかと思いますが、絡まりを助長することもありますので気をつけて下さいね。
シリコンを配合したシャンプーもコシを出すには有効ですが、毛穴をふさいでしまうという意見もありますので注意する必要があります。
まず、見直すべきは、毎日使っているシャンプーの種類。
猫っ毛の人は少しでもハリを出そうと、髪や頭皮のあぶらを過剰に洗い流そうとします。
その時よく使われるのが、石油系の界面活性剤を含んだ製品。
確かにさっぱり洗い上げられますが皮脂は本来必要なもの。
落としすぎると、かえってトラブルの原因になり、結果的に髪の健康を損ねてしまいかねません。
ですので、シャンプーはアミノ酸系や高級アルコール系と呼ばれるものを使用しましょう。
また、角質の主成分の1つであるタンパク質の「ケラチン」が配合されたものを使えば、髪の毛をいたわりながら清潔に保つことができます。
猫っ毛対策のアウトバス製品
生まれつき猫っ毛という場合は、ヘアケアや食生活を見直すことで改善することはできません。
そういう人の強い味方は、ボリュームアップ効果をうたった製品です。
たとえば、マイクロファイバーなどが髪の毛をコーティングして足りないコシを補ってくれます。
または、頭皮につけるタイプの立毛筋に作用させボリュームアップにつながる製品もあります。
猫っ毛の人がやってはいけないこと
一方、猫っ毛の人がやってはいけないこともあります。
第一は、シリコン入りのシャンプーを使うこと。
シリコン自体は悪いものではなく、髪の毛1本1本をコーティングしてくれるため、ハリやコシを出すことができます。
ただし、残留性が高く、特に頭皮に残ったシリコンは、毛穴を塞いで必要な皮脂の分泌や皮膚呼吸を妨げる可能性が指摘されます。
また、スタイリングのときにワックスなど油分の高いものを使うのも避けましょう。
ヘアワックスは整髪力が強く、髪にツヤを与えてくれる一方、全体としてペタンとしたボリューム感のない髪型になってしまいます。
ですので、セットの際は、ムースなどを根元からつけて毛髪を立ち上がらせるとともに、ヘアスプレーでそのスタイリングを維持しましょう。
ただし、この場合も整髪料の使いすぎには気をつけましょう!
サロンで行うヘアケア
サロンで行うトリートメントに酸熱トリートメントがあります。
酸熱トリートメントとは、「タンパク質でできている髪の結合を薬剤の力でより強い結合を一時的に作り、髪質をコントロール」する施術のことです。薬剤を髪に付けただけではしっかり髪は結合されないため、ヘアアイロンで熱することで、髪の水分を脱水縮合させます。
ケラチンの力を髪に与えることによってハリコシが生まれ、繰り返すことによって効果が持続するのでおすすめです。
先天的な遺伝の猫っ毛でも、後天的な猫っ毛でも、髪や頭皮に優しいケアで効果を実感できます。
今までのケアでは思うような仕上がりにならなかった方は、ぜひ試して頂きたいです。
まとめ
猫っ毛はとても繊細な髪質なので、いたわるように優しいケアをする必要があります。
また、ヘアケアだけでなく生活習慣を見直すことで、髪への刺激を抑えられるのです。
「遺伝で猫っ毛だから、、、」「年齢的なものだから、、、」と諦めず、髪質に合ったケアでハリとコシのある健康的な髪質へ改善していきましょう!
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